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'99.1.17 New!
'01.3.11 Update!

 ここでは、 ドイツワインに関するドイツ語を、 オイラの知っている限り教えるにゃ。(^^;

格付け ☆産地 ☆品種 ☆ラベル


ドイツワインの格付け  まずは、ドイツワインの格付けから、簡単に説明します。
 ドイツでは大きく分けて、3つのグレードがあります。 最上位のものはQmP(クー・エム・ペー)と言い、 その中でさらに糖度(エクスレ度)により、 6つのクラスに分けられます。
 中間に位置するのが、 QbA(クー・ベー・アー)で、一般に日本でもよく見かけ、 値段も買いやすく、気軽に飲めるものです。
 下位はTafelwein(ターフェルヴァイン)で、 ドイツ語でのテーブルワインの意味です。こちらは、 さらに2種類に分かれます。

Tafelwein
テーブルワイン
Deutscher Tafelwein
ドイッチャー・
ターフェルヴァイン
ドイツ国産ぶどうのみを原料としていることが唯一の条件。
Landwein
ラントヴァイン
19の指定地域で生産されたワイン。 いわば地酒で、辛口か中辛口。
Qualitetswein bestimmter Anbaugebiet
(QbA)指定地域優良ワイン
ラインヘッセン、モーゼル−ザール−ルーヴァーなど、 13の指定地域で作られる上質なもの。
ゼクト(スパークリング)だと、Sekt bAとなる。
Qualitetswein
mit
Predikat
(QmP)
肩書付き
上級ワイン
Kabinett(KAB)
カビネット
特別に熟成させて、精選されたもの。 9月〜10月が収穫時期で、 エクスレ度(糖度)は、67〜85。
Spetlese(SPA)
シュペートレーゼ
Spet=遅い、Lese=収穫、 から遅摘みのぶどうから作られたもの。エクスレ度は、76〜92。
Auslese(AUS)
アウスレーゼ
aus=除く・分ける、Lese=収穫、 から選別すること、つまり遅摘みしたのち、 房選りしたぶどうから作られたもの。エクスレ度は83〜105。
BeerenAuslese(BA)
ベーレンアウスレーゼ
Beere=果肉(果粒)、 Auslese=遅摘みして房選り、から房よりした貴腐もしくは、 完熟ぶどうを粒選りして作られたもの。エクスレ度は、110〜128。
Eiswein(EIS)
アイスヴァイン
文字どおり、 凍らせたぶどうから作られたもの。 極端に収穫を遅くすることで得られるわけだが、 凍らなければ当然できない、という点で貴重である。 エクスレ度は、110〜128。
TrockenBeerenAuslese
(TBA)トロッケン
ベーレンアウスレーゼ
Trocken=乾燥、 BeerenAuslese=完熟の粒選り、から貴腐菌がついて乾燥し、 糖分が凝縮されたぶどうを粒選りして作られたもの。 エクスレ度は、150以上!

 この他、ラベルの格付け表記に並んで、 “Trocken(トロッケン)”と書かれたものもありますが、 これは英語の“dry”と同じ意味で、 TBAの場合のTrockenと異なり、 ここでは“辛口”となります。
 また、 “Halbtrocken(ハルプトロッケン)”と書かれたものは、 Halb=英語のhalf、から半辛口(中辛)となります。
 現在までのところ、AUSのTrockenまでが、 確認されています。

※当HPでは、都合により一部の単語で 表記を簡略化しています。

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ドイツ13生産地域  QbAで指定されている地域は全部で13あります。 13地域については、以下の通りです。

Ahl
アール
ボンの南、アール河流域の地域。 ワイン生産地域としては小さく、赤ワインの割合が多い。
アール河両岸に広がる急斜面では、シュペートブルグンダー、 ポルトギーザーなどが栽培されており、 軽くて独特の果実味をもった赤ワインとなる。 力強く新鮮なリースリング種の白ワインも。
Baden
バーデン
ドイツ最南端の生産地域で、3番目の大きさ。 甘口から辛口、赤から白、品種も多様な地域。
リースリングはもちろんのこと、力強さとコクのルーレンダー、 香り高いゲヴュルツトラミナー、赤ではシュペートブルグンダー、 を産出。シュペートブルグンダーのロゼもある。
Franken
フランケン
ヴュルツブルク市を中心としたマイン河流域の生産地域。 ドイツの中では「男らしい」ワインで、力強い辛口を多く産する。
品種としては、リースリング、ジルヴァーナー、など。
ボックスボイテルと呼ばれる丸いビンに詰められる。
Hessische Bergstrasse
ヘシッシェ
-ベルクシュトラッセ
ドイツ最小の生産地域で、生産量も少なく、 ほとんど地元で消費される。
芳醇で心地よいリースリングを産する。
Mittelrhein
ミッテルライン
ボンのすぐ南をライン河沿いに広がる風光明媚な地域。
ライン河両岸の急斜面の畑からは、 切れのよいしっかりしたリースリングを産する。
Mosel-Saar-Ruwer
モーゼル-ザール-ルーヴァー
中心都市トリーアからコプレンツまでを流れるモーゼル河と、 支流ザール河・ルーヴァー河流域の生産地域。 粘板岩質の土壌で培われた豊かな香りと酸味が特徴で、 微発泡性のものもある。
酸味と甘味のバランスがとれたリースリングが最高。 著名な畑が多く、日本でも馴染み深い地域。
Nahe
ナーエ
ライン河支流ナーエ河流域、 モーゼルとラインヘッセンに挟まれた生産地域。 多種多様な土壌をもち、バラエティに富む。
丸みのある柔らかなワインを主に産するが、 すっきりしながらコクのあるリースリングもある。
Pfalz
ファルツ
ファルツとは、palaceを語源とする。 かつてはラインファルツと称した。
ライン南部の大きな生産地域。ドイツ国内では比較的気候が良く、 ブドウの実がよく育ち、芳醇なワインに仕上がる。
多種多様な品種で軽やかなワインもあるが、 中でもリースリングは辛口・甘口ともによいものがある。
Rheingau
ラインガウ
北側をタウヌス山脈に守られた ライン河流域の上質なワインの生産地域。 ドイツでも著名なワインが多く、 ヴァインガウ(ワインの故郷)とも呼ばれる。 遅摘み(シュペートレーゼ)や貴腐ワインの発祥の地。
繊細で上品、かつ力強いリースリングワインを産する。 シュペートブルグンダーの赤も。
Rheinhessen
ラインヘッセン
ライン河とナーエ河に挟まれたドイツ最大の生産地域。 リープフラウミルヒ発祥の地。
広大なため、気候も土壌も多様であり、 さまざまな品種が栽培される。 また、ワインも軽やかでマイルドなものから、 上品で芳醇なものまでさまざまである。
Saale/Unstrut
ザーレ-ウンストルート
旧東独で、ザーレ河・ウンストルート河流域の 小さな生産地域。貝殻灰質の土壌からは、 マイルドなさっぱりした辛口ワインが造られる。
ミュラートゥルガウ、ヴァイスブルグンダー、 ジルヴァーナーが主。
Sachsen
ザクセン
旧東独の小さな生産地域で、エルベ河流域に畑が広がる。
ミュラートゥルガウ、ヴァイスブルグンダー、 グラウブルグンダーなどが多く、 爽やかな酸味の辛口ワインを産する。
Wuerttemberg
ヴュルテンベルク
シュトゥットガルトを中心としたネッカー河流域の生産地域。 ドイツ最大の赤ワイン生産地域で、 シュペートブルグンダーの他、トロリンガー、 レンベルガーなど特有の赤ワイン品種を産する。 リースリングの他、白ワインでも良質なものがある。

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 ドイツ国内で栽培される品種は実に様々ですが、 全体の白ワイン生産量が多いように、白ブドウ品種が多く、 中には生産量がごくわずかの希少な品種も存在します。
 また、赤ワイン用品種では、 ドイツならではの品種もあります。
 代表的な品種を、以下の表にまとめます。

Riesling
リースリング
白ワイン用のブドウ品種で、シャルドネにも勝ると言われる。
熟成は遅く、小粒。
果物の風味のある寿命の長い上質ワインを生む。
若いうちは華やかな芳香をもち、 よく熟成したものは油っほい香を帯てくる。
バランスのとれた独特の酸味と甘味を有し、 遅摘みや貴腐菌がつくことで、最高の甘口ワインとなる。 もちろん、辛ロに仕立てても優良。
主裁培地域はドイツの他、フランスのアルザス、オーストりア、 オーストラりアなど。
Mueller-Thurgau
ミュラートゥルガウ
白ワイン用のブドウ品種。 スイスのトゥルガウ出身のミュラー博士が開発した、 リースリングとジルヴァーナーの交配種。 別名Rivaner(リヴァーナー)。
早熟で、栽培が容易。
マスカット香の軽いフルーティなワインとなる。
よく熟したものはコクのある甘口となり得るが、酸が弱く、 長期熟成には向かない。QbAクラスのブレンド用によく用いられる。
日本でも栽培されている。
Spaetburgunder
シュペートブルグンダー
赤ワイン用のブドウ品種。フランスのピノノワールと同じ。
熟成は遅く、小粒。
フランスに比べると色の淡い軽いワインが多い。
バーデン、ヴュルテンベルク、ファルツで優良なものは、 力強く芳香のあるものも。
Silvaner
ジルヴァーナー
白ワイン用のブドウ品種。かつてのドイツ主力品種。
やや早熟で、中粒。
酸が弱めで、 軽く淡いワインに仕上がるが、上質のものはコクもあり、 辛口にも仕立てられる。
ブレンド用に使われるが、 フランケン、バーデン、ラインヘッセン、 ファルツでは優良なものがある。

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 次に、ドイツワインラベルの見方です。 以下は、代表的なものです。

ドイツワインラベル @生産地域名(ex. モーゼル-ザール-ルーヴァー)
A収穫年(ex. 1971年)
B村名(ex. ツェル村)
C畑名(ex. シュヴァルツェ・カッツ畑)
D品種(ex. リースリング)
E肩書(ex. アウスレーゼ)
F等級(ex. クー・エム・ペー)
G公認検査番号
H生産者名(ex. クーロン=エーコー)
 Weingut(ヴァイングート)もしくは Erzeugerabfuellung (エルツォイガーアプフュルンク) と書かれていれば生産者元詰です。 Weinkellerei(ヴァインケレライ)は醸造者詰、 Abfueller(アプフュラー)はビン詰人を表します。
I生産者所在地 D-数字は郵便番号
Jアルコール度数
K内容量 1cl=10ml


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